お通夜の読経の段階で遺族が一番気を付けなければならないことは、焼香の順番です。
一般的には喪主が最初に焼香し、「故人の配偶者」「喪主の妻と子」と続きます。
その後、「喪主の兄弟姉妹とその家族世帯」「故人の兄弟姉妹」「故人の配偶者の兄弟姉妹」となります。
そして、「喪主の配偶者の親」「喪主の配偶者の兄弟姉妹」などが続き、最後に一般の参列者が焼香します。
この順番に注意しないと混乱してしまいますし、しめやかな雰囲気が台無しになります。
また一般の参列者が焼香の順番が分からず、トラブルになりかねません。
当然ですが、お通夜ですので私語は厳禁です。
遺族だからといって、読経の最中に故人の思い出話などもしてはなりません。