オーストラリアには喪服という文化がなく、葬儀におけるドレスコードも日本の葬儀ほど厳格ではありません。
厳格な葬儀の場合は、男性ならば黒やダークカラーの無地のスーツに同色のネクタイ、女性は同じ色のスーツやワンピースが望ましいのですが、他の服装でもマナー違反になりません。
黒いシャツや柄の入ったワンピース、パール以外の貴金属など日本ではマナー違反のものでも大丈夫です。
しかも、サングラスや帽子の着用も認められています。
学生は基本的に制服ですが、小ぢんまりとした式ならばカジュアルファッションで参列できます。
ただし、いくら喪服がないオーストラリアでも清潔感は求められます。
最低限の身だしなみは整えておかなくてはなりません。
また遺族から故人の好きだった色の服を着てほしいと言われた場合は、それに従った方が無難です。