どこの国でも葬儀といえば暗い色の服を着ていけば大丈夫だろうだと思う人も多いでしょう。
イタリアの喪服事情は、20年以上前には確かに黒い服を着ていましたが、現在では普通の色でも良くなりました。
それは喪主でさえも同様ですし、サングラスをかけて涙で腫れた目を隠すのも大丈夫です。
イタリアの喪服は外国から大手のファッションメーカーが進出してきたことから、喪服を連想させるのでタブーとされていた紫色も。
普通に着ることが出来るようになりました。
このようにイタリアでは、普段生活している服装そのままに葬儀に出席するということが一般的です。
それにはイタリア人の黒色を着ると余計に悲しくなるから、という思いがあるからです。