「施主」という字、見たことはあるけれども実は読めないという人もいるのではないでしょうか。
「施主」は「せしゅ」と読みます。
「せぬし」と読みたくなるかもしれませんがこれは間違いとなります。
施主は、葬儀の際にかかる費用を担う人のことです。
「お布施をする主」という意味から来ています。
もともとは喪主と施主は別の人が担うことが多かったのですが、時代の変化に伴い両方を担当するケースが多くなっています。
そのため、「施主」という言葉自体あまり使用する機会がほとんどない状況です。
また、葬儀費用を何人かで分ける場合は、施主を決めないこともあります。
いざという時に慌てることがないように、読み方と意味を覚えておくと良いでしょう。