「六文銭」正しく読める?葬儀用語をしっかり確認し直そう!

葬儀用語

六文銭とは江戸時代に使用されていた一文銭が6枚揃った状態のもので、葬儀においては故人とともに棺に納める副葬品のひとつとして扱われています。

読み方は「ろくもんせん」で、真田幸村で有名な真田家の家紋としても知られていますが、葬儀では死装束で用いられる頭陀袋(ずだぶくろ)の中に入れた状態で棺に納めます。

六文銭は、亡くなった方があの世に向かう途中にある三途の川を渡るための渡し賃とされており、亡くなった方が無事に三途の川を渡ってあの世に行けるようにという願いを込めて棺の中に納めます。

なお、昔は本物の貨幣を使用していましたが、現在は使われていない貨幣であることや、火葬しても燃え残ってしまうといった理由で実際の貨幣を棺に入れることはなく、六文銭が印刷された紙や木製の六文銭などで代用するケースが大半です。

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