弔辞は故人に対して贈るお別れの言葉として、亡くなってしまった悲しみや生前の思い出などを語ることを指します。
現代の葬儀では、告別式の際に行われるのが一般的ですが、家族葬などの小規模な葬式では省略されることが少なくありません。
弔辞は、故人と特に親したかった者や生前勤務していた会社の同僚・上司などの中から、遺族が葬儀の規模に応じて1~5人程度を決めて依頼をします。
頼まれた人は3~5分程度で終わる内容で当日語る内容を考え、奉書紙か巻紙に内容を記して当日祭壇の前で故人に向かって読み上げます。
弔辞の依頼を受けた場合は、大きな事情が無い限り引き受けるべきです。
もし、病気や怪我などで当日葬儀場で弔辞をよむのが困難な場合は、事前に録音をして当日葬儀場で流してもらう方法もとることができます。